理系の就職。研究内容にはこだわらないほうが良い?

理系と文系を区分すれば、医歯薬系も理系と言う事になるかも知れませんが、理系を理学部系と工学部系として、その就職先について考えて見ましょう。
理工学部の学生の多くは、電気系なら電機メーカー、化学系なら化学メーカー、機械系なら機械メーカーと言った自分の専門分野と直接関連した製造メーカーを真っ先に考えます。
しかも、職種は圧倒的に研究分野を希望するものです。しかし、研究分野は学卒より院卒を採用する所が多く、しかも研究分野は学生が思っているような格好良い職種でもなく、ある意味非常に辛い仕事です。
研究と言っても企業での研究は、論文のみを書いていれば良い職種ではなく、その成果が実際の製品に応用される事が必要で、こうしたアウトプットを出せなければ、劣等感にさいなまれ、やがて歳を取れば研究部門から異動させられると言った事が当たり前の仕事です。
企業では、研究所での研究部門以外に、それぞれの商品分野毎の事業部などでの、研究開発、設計開発に従事している人の方が遥かに多く、よりメーカーにおいては製造現場に近い仕事です。
こうした設計開発部門は、事業に直結し、自分の設計開発が事業を支えると言った達成感を得やすい職種であり、事業の何たるかを知り、事業部の経営に関わる仕事などへのキャリアップの夢も持てます。
こうした設計開発分野も面白いでしょうし、更にセールスエンジニアと言う道もあります。BtoB事業を行うメーカーでは、販売先がメーカーの技術者やバイヤー相手であり、専門スキルを持った理系の技術者がセールスエンジニアとして活躍する事も多いのです。
理系であり、人と接する事が好きな人には最適な職種でしょう。セールスエンジニアを目指すなら。メーカーではなく商社も就職先として考えるべきでしょう。
また、自分の専門が機械系であっても電機メーカーの生産技術の道もあれば、化学系でも電機メーカーの材料系の開発の仕事などがあり、電気系にも同様の事が言え、余りメーカーと自分の専門を強く結びつけずに、幅広く考えるべきでしょう。
もちろん、メーカーのハード部門のみならず、機器組み込みのソフト開発と言う道もあれば、企業内のシステムエンジニアの道もあり、更にIT系企業と言う道もあります。
理系の学生は自分の専門性に囚われがちですが、企業での専門勉強は、大学での勉強以上に長い期間であり、余り拘らずに、もっと幅広く就職先を考える事をお勧めします。

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